竹中功のアロハなBLOG

現在は「謝罪マスター」を肩書に持ち、コミュニケーションなどの著書も多い著述家、竹中功がパーソナリティを務める『竹中功のアロハな気分』。 このページはその番組からスピンオフした企画。竹中功が出会った街の風景などを切り抜いてくる写真のブログです。吉本興業在籍時代に撮影した写真も蔵出ししますよ!

20 foot on the beach ! 〜海まで20歩〜

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さて、今回の竹中功のアロハなブログ、今週の番組テーマ『海』についてです。

番組でも触れましたが、来年の東京オリンピックでは、サーフィンが競技に加わります。そこで、最近の海遊び事情について千葉・鴨川の老舗サーフショップ『NONKEY』のオーナー大久保 治彦(はるひこ)さんにお話を伺いました!

 

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 サーフショップ ノンキー(正式名 NONKEY SURF&SPORTS )とは?

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店舗外観

鴨川シーサイドポイントの真ん前にお店があり、20歩で海岸という恵まれた立地条件の鴨川を代表する老舗サーフ・ショップ&カフェ。潮の香りにあふれるお店の中からは、波の乗るサーファーを眺めることが出来ます。

 

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海遊びのグッズからプロのサーフィン用具までラインナップは豊富で、 サーフィン・スクールも開催し、初心者から上級者まで幅広い海好きに支持されています。

 

中でもこのショップの良い所は、お店から直接ポイント(サーフィンなどが出来る場所)を見れるので、常に店員や常連さんが見守ってくれています。なので、初心者の人でも安心して海遊びが出来ますね。

 

オーナーの大久保治彦さんは、NSA(日本サーフィン連盟)の大会に毎年参戦するサーフィン歴50年の現役ライダー。NSA公認ジャッジ 、 NSA・公JSPA認指導員などの資格保有者でもあります。 

 

NONKEY SURF&SPORTSの情報はこちら↓

www.nonkey.net

 

千葉・鴨川の歩いてビーチまで20歩のお店から海を見た魅力とは!

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ノンキーからの眺め

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お店から海が一望できます!

都会にはない、ゆったりしたスローなテンポの自然が目の前にある。そこに同じ感覚を持った海好きの人たちが集まってきて、いろいろな話をしていく。そんな、たまり場的な場所がノンキー。

 

「僕がもし鴨川の生まれで子供の頃から海に入っていたら(大久保さんの生まれは、東京・渋谷のど真ん中)、今はもしかすると海に興味がなくなり、サーフィンもしていなかったかもしれない。子供の頃、『わんぱくフリッパー』というTVドラマを見て憧れた海、そして高校1年で初サーフィンが千葉の鴨川だったから、今があるのかも?!その時きっと雷に討たれたんだよね!」と大久保さん。

 

大久保さんはまさに夢の中に人生を組み立てた人ですね!

 

ちなみに『わんぱくフリッパー』とはマイアミの公園警察官ポーター・リックス、その息子のサンディとバド、そして2人の息子が飼っているイルカのフリッパー、ペリカンのピート、犬のスプレーが、フロリダのコラルキー公園を舞台にして活躍する海洋冒険ドラマ。

ja.wikipedia.org

 

 

最近の海水浴、海遊び事情についてインタビュー

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サーファーは波が良ければ一年中海に入るので、良いポイントではかなりの人出になるそうです。海遊びの人たちについては、GWくらいからビーチに増えて来るそう。海水浴シーズンには鴨川市街に近くホテルや旅館が近いので海水浴客でいっぱいになるとのことです。

 

様々な利用者が訪れる鴨川の海、利用者のエリアを分けることでそれぞれの目的にあった利用ができることから、サーファーだけでなくファミリー層からの人気も高いそうですね。

 

ではサーフショップ『NONKEY』の大久保さんのインタビューに参りましょう!

 

鴨川といえばサーフィン、ボディーボードのメッカですか?

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第1回全日本サーフィン選手権大会は、1966年に鴨川で開催されました!

鴨川シーワールド前の海、前原海岸はその昔「鴨川海岸サーフィンビーチ」と呼ばれていて、そこに赤堤”(あかてい) という素晴らしいサーフポイント(鴨川フィッシャリーナが建ったことで無くなった)があったんですが、この赤堤ポイント、終戦直後にアメリカ兵達の間では超有名だったそうで、遠くは横須賀港のネイビー達も乗りに来ていたそうです。そこで「アメリカ兵に乗り方を教わった鴨川っ子達が、日本で最初にサーフィン大会を実現させた」(地元サーファー談)という歴史的サーフ・ポイントが鴨川なのです。

 

日本のレジェンド・サーファーで鴨川出身のプロサーフィン連盟(JPSA)顧問、川井・ミッキー・幹雄さんも鴨川でサーフショップを営まれています。

 

初心者でも始められるサーフィン?

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最近は、車で来ない電車サーファー、バス・サーファーの人たちも増え、ショップに置き板をして、東京から始発電車できて気軽に日帰りサーフィンを楽しむ人も少なくないです。初心者にもサーフ・スクールがあるので、昔よりサーフィンを始めるハードルは低くなっていると思いますよ。

 

子供たちに、サーフィンをするというきっかけを作っています!地元(鴨川サーフィンクラブ)では、毎年(先日7月10日開催)鴨川小学校6年生(58名参加)を対象に、無料サーフィン・スクールを開催しています。

 

オリンピック種目となったサーフィンは、盛り上がっているの?

来年オリンピックに正式競技としてサーフィンがクレジットされましたので、少しはサーファーが増えた様に感じますが、昔のように若い子自体がスポーツをしなくなったので、その影響がサーフィンにもあるのかもしれません。

 

また、スケートボードやサーフィンは危険なスポーツだ!ってイメージがあったり、親自体がスポーツをしていないことに由来していると思います。オリンピックがきっかけで、サーフィン人口が増えることを少し期待しています!

 

オリンピック競技:サーフィンについてはこちら↓

tokyo2020.org

 

最後に「ビーチの楽しさ」を教えてください!

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海に入って身体を動かし、塩水に浸かって気持ちよくなって、潮風に当たって癒されたらお腹が空く。そんな時には、おにぎりだってとてもおいしいご馳走になる!!特別な場所というのじゃないんだけれど、それが海が持つ自然のパワーなんだよね!