ラジオDEフォトグラフ-コンテスト結果発表!
夏が来ましたよ!あなたの夏の写真大募集!あなたが撮った夏の写真にタイトルをつけて、メッセージとともに送って下さい!ということで、今回のコンテストのテーマは『夏』。
ご応募いただいた皆様本当にありがとうございます。
このテーマに沿った写真の中でキャプションも含めて竹中さん、長アナ、プロカメラマンの樋口が良いと思ったものを厳正に選ばせていただきました。
前回のコンテストの結果はこちら↓
結果は以下の通りです。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
今回受賞した作品
竹中功賞
RN: ぴーさん
「日本海の夕陽の中で釣りをする若者たち。名残惜しくいとおしい夏の1日。」
*夏の海釣りをシルエットで表現しているのは本当に面白いです。傾きかけた太陽から。じわりとくる夕方の夏の暑さが伝わってくるようです。また、構図も整理されていてシンプルでわかりやすいですね。
長アナウンサー賞
RN: ニセモノ職人さん
「『半日の輝き』朝顔の栽培家で一年に一度 日比谷公園での展示会に出品します。大輪を競うので朝咲いた花は お昼には翌日の蕾の為に切ります。そのまま捨てるのは忍びないのでプールに水を溜めて浮かべています。」
*夏の暑さを忘れるくらい綺麗な朝顔の水中花ですね。本来、捨ててしまう蕾をうまく利用した素晴らしい作品です。子供の用のプールを使ったものは初めて見ました。
樋口カメラマン賞
RN: こやじ。さん
「8月5日 月曜日の夜、息子(中三)の自転車にセミの幼虫がいたのを見つけました。抜け殻か?と思い近づいてよく見ると、なんと動いていたんです!
自転車をよじ登り、サドルの根元で羽化。その時のセミの羽色がとても綺麗でつい見とれてしまう程?幼虫を見つけたのが19時、羽化した姿を現したのが21時、体の色が変わってきたのが23時、2時間ごとに貴重なものを見られました」
*暑い中、経過をずっと観察するのは本当に大変だったと思います。撮影のテクニックにはこうしたタイミングを待つと行ったことも大変重要になります。好奇心と根性の真夏の夜の力作ですね。
厳選20作品
今回残念ながら賞からは漏れてしましましたが、20の厳選作品をご紹介させていただきます。
*順不同で掲載させていただいております。
(左) RN: T-モンキーマジックさん
「タイトル「涼を求めて」
8月最初の土曜日に涼を求めて奥多摩へ行ってきました。
JR青梅線の奥多摩駅から歩いて5分で多摩川と日原川の合流する川原へ降りられるので、駅前でビールを買い、足だけですが川に入りその冷たさと川の上を吹く風の気持ち良さで少しですが暑さを忘れることができました。」
*背景をうまく利用していて、川のせせらぎの中で飲むビールの冷たさがしっかりと伝わってきますね。
(右) RN: アドベンチャー・ドリームさん
「我が家のベランダから撮影した、入道雲の写真です。入道雲が大好きで、よく撮影しています。夏は大好きなんですが、ここまで暑いとイヤになりますね。タイトルは「もくもく雲」です。」
*夏といえば、天高く盛り上がった雲ですね。夏が一発でわかる写真です。
(左) RN: おはげのロックさん
「『東京イズバーニング』
先日、早朝の空が燃えてました。ロンドンイズバーニングか?バーニングゴジラか?
夏の暑さが造り上げた熱き血潮です。」
*空が燃えるような夕焼けに見てる方も暑さを感じます。
(右) RN: かずぴーさん
「タイトル『東京のトリコロール』
赤と白の東京タワーに、背景の夏空を青をプラスのトリコロール、としてみました。夏は苦手なので、素敵な写真がなかなか撮れません。都会で感じる夏を表現できていたら、嬉しいです。」
*一枚の中でテーマを持って色合いの調整するのは素晴らしいと思います。抜けるような青空が素敵ですね。
(左) RN: スケスケ・パンチラインさん
「母方の祖父、祖母のお墓の近くの風景です。
山間部で田んぼが広がっていて、夏になると青々とした稲が海のように波打つ様子を見るととてもすがすがしい気分になるんです。」
*夏の深緑がとてもよく表現されていると思います。誰の心にも欠かせない夏の心象風景には欠かせない青い田園と青い空があるのではないでしょうか?
(右) RN: ストーバルさん
「夏は蓮の花、下の水輪は、花の誘惑そこに寄って行く鯉〔恋〕夏にご用心」
*掛けられた詩があることで、何気ない蓮の写真から夏のアヴァンチュールを連想させます。
(左) RN: 笠間デラックス歯医者さんさん
「さあ、夏祭りの設営を終えて、これから盆踊り大会です!心地よい風を感じながら、踊っちゃいまーす。」
*撮影したタイミングがいいですね。まだ明るい、静かな会場から、これからはじまる祭りの賑わいをイメージできます。
(右) RN: 埼玉のよしべーさん
「写真タイトル『暑いぜアフロ』
今朝の散歩での写真です。暑さに頭を突っ込んで、涼んでいる愛犬のポチ。夏アフロヘアーになっちゃった。」
*素直に面白い作品です。葉の多い植物をアフロヘアーに見立てるのは素晴らしい感性です。
(左) RN: たかちゃん“アブラゲドン”石油王さん
「やっぱり夏はかき氷ですよねぇ~、というわけで、ファミレスで食べたかき氷の写真です。ピーチシロップは別添えなので、自分でかけてます。」
*かき氷は夏のアイコンですね。その冷たさは誰でも想像できるのではないでしょうか?
(右) RN: 姫さま大好き!さん
「我が家は 夏だけ 陽当たりがいいです。もちろん 西日もたっぷりこの時季の風物詩!?
無駄に 降り注ぐ 西日です。せめて 景色が良ければ…ですけどね。どこぞの資材置き場とゴミと 幹線道路じゃ風情もありません…」
*目の付け所が素晴らしいです。強い西日も葦簀を通すことで風情を感じられるようになります。
(左) RN: ストーバルさん
「日中35度の暑さで、大気が乱れたサンライズの不動明王の様な雲、幻想的で真実を見抜き悪い事を燃やし尽くしそうな力強さ、タイトルはReスタート」
*燃えるような空を不動明王と表したのは素晴らしい感性です。今度は五色の雲をお願いします。
(右) RN: ぱちちぇぶさん
「家の近くの西武園ゆうえんちの花火、この時期毎週土日に花火が上がります。
子供の頃は、裏の畑からも花火が見えて、畑で採れたスイカを食べながら花火を見るのが夏の楽しみでしたが、住宅が増えて見えなくなったので、ゆうえんちの近くまで行って眺めるのが夏の楽しみになりました。」
*長秒撮影のタイミングがいいですね。先に上がった花火と後の花火のバランスが取れています。
(左) RN: ぱちちぇぶさん
「夏の風物詩、夏の風景ってどこか懐かしさを感じる物が多くて好き
*風鈴と雑踏の音が聞こえてきそうな瞬間を切り取った一枚です。
(右) RN: ママゴリラさん
「先日、父の故郷、長野の信州新町にお墓参りに行ってきました。その後、父も所有権を持つ池で、子どもたちに、ヘラブナ釣りの手ほどきをして、見事に釣れてニッコリ!いい思い出になりました。」
*山間の水辺で家族水入らずとは素敵な写真です。暑さを忘れてしまいそうな爽やかさがありますね。
(左) RN: よし09さん
「タイトル「竜の巣」
僕の夏と言えば富士山。雲が見たくて登るのですが、この時は絶対あの中に「ラピュタ」があると思いました。今でもあると思っています。」
*雲と同じ目線での撮影がなかなか出来ません。貴重な写真ですね。
(右) RN: ルーンさん
「夏が来た~?と言ったら。カブトムシ&クワガタ&アブラゼミの鳴き声を聞いた時ですね~?この昆虫達は近く公園で撮りました。」
*クワガタは夏の使者ですね。その姿を見るだけで夏を感じられます。
(左) RN: ロビタさん
「『脱け殻』
得意先の駐車場で、トラックを方向転換するときに、目の前の木に、セミの脱け殻をみつけました。」
*夏といえば蝉の抜け殻ですね。その姿に自分の遠い昔を思い出します。
(右) RN: 会長さん
「夏の写真は、地元放送局で行われたアナウンサーによる怪談朗読会!
朗読中スタジオの電気は全部消され、ろうそく3本の灯りのみで、1つの話が終わるたびにろうそくの火か消され、1つまた1つと消していきました。」
*和ろうそくの不気味さは怪談とよく合いますね。怖さで暑さを忘れられます。
(左) RN: 勝つ!さん
「先日の夏の大雨が上がった直後の近所のバラの写真です。バラがずぶ濡れでまるで飴細工のバラの様でとても美味しそうに見えたので思わず写真を撮りました。
題して『夏の雨が作った飴細工』」
*夏のバラは色が少し濃いめなので、水滴が輝いて見えます。飴細工は面白いですね。
(右) RN: 闘牛士のマンボさん
「こないだ行った、伊豆大島で、海と空を見とったら、雲がタイガーシャークみたいになっとったから、送ります!」
*夏の雲の低さがはっきりわかります。広角でダイナミックさがうまく表現されています。
総評
コンテストにたくさんの写真をご応募いただきありがとうございました。
全体として、ほとんどの作品で上手に夏が表現されていたと思います。
今回の作品傾向に関しまして、メディアで色々と新しい『夏の過ごし方』が提案されている中、皆さんの夏のイメージにもかなり変化があったのではないかと予想していましたが、コンテストの作品を見ると意外にも古き良き日本の夏のイメージが強かったことに驚きました。特に空、昆虫、ひまわりが多かったですね。
また、海辺やお祭りを題材にした作品が少なかったですが、今はビーチや人混みでの撮影がなかなか難しくなってきていますので、これも個人情報保護と言った世相反映したものなかなぁと感じています。
今回、夏の強烈な中での撮影というシュチュエーションが多かったと思いますが、そこでワンポイントアドバイスです。
強烈な光がカメラのレンズに直接入るとぼやけた写真になりますが、傘で影を作るとくっきりとした写真になります。スマホの場合は手で影を作ると同じ効果ができます。
次回のコンテストも期待しております。特に季節感のあるものキーワードはテーマになる可能性があります。普段からシャッターチャンスを逃さないようにしてください。
受賞された3名の方おめでとうございます。
今回受賞された3名の方には番組から記念品をお送りします。
残念ながら、賞から漏れてしまった方はまた次回のコンテストに挑戦していただければと思います!